2022-23惜別コラムVol.4 DF新井秀明~ここだけは負けない武器の確立を【コラム】
川崎フロンターレのアカデミーで育ち、中央大から福島ユナイテッドFCに加入したDF新井秀明。
左利きであり、ドリブルやビルドアップなど攻撃参加に特長があるセンターバックとして、DF陣のポジション争いに入り込みたいところだった。
しかしながら、出場機会を得たのは、コロナ感染者が増加したJ3リーグ第7節愛媛FC戦での先発出場のみ。この試合は荒れたピッチに苦しみながらも何とか無失点に抑えることはできた。その後は天皇杯福島県予選やリーグ戦などでベンチ入りした際、試合の最終盤で出場準備はしていたが出場できない試合もあった。ただ、紅白戦ではほとんど主力組に入ることはなく、1年での契約満了となった。
練習には非常に真面目に取り組んでおり、温厚で挨拶もしっかりできる好青年だった。なぜ1年での契約満了なのかと問われると、なかなかひと言でその要因を探すのは難しい。実力だけではなく、タイミングや運の問題もあったのではないだろうか。
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