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MF諸岡裕人がブラウブリッツ秋田に完全移籍。今季リーグ戦32試合出場2ゴール、成長見せたボランチはJ2の舞台へ【ニュース】

福島ユナイテッドFCは12月1日、MF諸岡裕人がJ2ブラウブリッツ秋田へ完全移籍することを発表した。

諸岡は東京都出身の25歳。正智深谷高から国士舘大に進学し、2019年より福島ユナイテッドFCに加入。1年目はケガもあって8試合出場にとどまったが、2020年は29試合に出場。キャプテンの一人となった2021年は18試合に出場し、引き続きキャプテンを務めた今季はJ3リーグ32試合、天皇杯本戦2試合に出場していた。

球際の強さ、ボール奪取能力の高さを生かしたプレーが持ち味のボランチだったが、今季は服部年宏監督の指導の下、攻撃につながるパス出しや、自らシュートを狙う動きにも磨きをかけ、今季はJ3リーグ初ゴールも生まれ、最終的に2ゴールを挙げた。守備面だけでなく攻撃面でも大きく成長を遂げた1年となっていた。

移籍先のブラウブリッツ秋田は強固な守備とカウンター攻撃が持ち味のチームだが、J2リーグ参入3シーズン目を迎えるに当たり、守備力だけでなく、攻撃で精度の高いプレーを出せる選手を求めていた。元福島のMF輪笠祐士がファジアーノ岡山へ移籍したこともあり、ボランチの補強が急務になっていた。現在チームの抱える課題を考えれば、諸岡へのオファーは妥当だろう。

攻守で欠かせない選手となった諸岡の移籍はチームにとって大きな痛手であるが、これだけの成長を見せれば、上位カテゴリーからオファーが来ても不思議は無い状況だった。

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