福島ユナマガ

チームの意思統一図れず、躍動感失い連敗【第29節讃岐戦レビュー】

2022明治安田生命J3リーグ第29節

福島ユナイテッドFC0-2(前半0-0/後半0-2)カマタマーレ讃岐
得点者
(讃岐)
49分後藤卓磨、65分オウンゴール

福島ユナイテッドFCは10月16日、明治安田生命J3リーグ第29節カマタマーレ讃岐戦に臨んだ。

前半から動きが重い状態が続き、なかなかシュートまで持ち込めない福島に対し、13戦勝ち無しだった讃岐は前節に続き4-4-2フォーメーションで臨み、さらに攻撃時にMF中村駿太をトップ下に下りてこさせ、ボランチ脇のスペースを突くことに成功し、いくつか決定的な場面をつくる。

前半は何とか持ちこたえていたが、後半開始早々にミスから中盤でボールを奪われ、最後は讃岐MF後藤卓磨にJリーグ初ゴールを許してしまう。さらにセットプレーからフリーになった選手に鋭いクロスを入れられクリアしきれずオウンゴールで点差が開いてしまう。その後は攻撃的な選手を投入し、いくつか決定機はつくったが、精度不足の課題はこの試合でも見られ、得点を奪えず0-2で敗れた。

これまでは勝てなくてもチームとしてまとまって戦うことはできていた試合も多かったが、ここ数試合はチームとしてのまとまりが徐々に崩れ、意思統一がうまく図れていない。この試合ではそれが顕著に出てしまい、J2昇格という目標が失われたことが影響していると思われても仕方の無い低調な内容だ。残り5試合、プロとして戦う姿を見せるためには、もう一度チームの意思統一を図る必要がある。

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