福島スタジアムDJ・DJカズさんインタビュー(1)「昔はワイヤレスマイクを持ってゴール近くまで行って、ゴールがあったらコールをしていた」【インタビュー】
明治安田生命J3リーグが2週間の中断期間に入ったため、今週は特別企画をお届けする。福島ユナイテッドFCで長らくスタジアムDJを務めるDJカズさん(藤原カズヒロさん)。テレビユー福島夕方の情報番組「ちゃんろく」のMCや、ラジオ番組のパーソナリティとしてもおなじみだが、今回はスタジアムDJ就任のきっかけやこれまでの思い出について伺う。なお、インタビューは今回を含め全部で3回を予定している。
――ご存じの方もいらっしゃるかと思いますが、改めて福島ユナイテッドFCのスタジアムDJになられた経緯をお教えください。
ペラーダ福島とユンカースが合併して福島ユナイテッドFCになって、東北リーグで戦った2009~2010年頃からです。時崎悠さん(現・栃木SC監督)が帰って来てからだったと思います。
スタジアムDJになるのは僕から言いました。元々ユンカースを立ち上げた横田さんというラジオDJの方がいらっしゃいました。職場の仲間だったこともあって、僕もサッカーが好きで地元ですし、みんな手弁当でやっていたので、「おこがましいですが、何か手伝えることがあれば手伝いますよ」と言ったのが始まりでしたね。
――最初は手探りだったのではないでしょうか。
やっていることは今とそんなに変わらないと思うのですが、今あの現場を振り返ると、素人がやっている感じだったと思います。信夫ヶ丘競技場だったので、電光掲示板もありませんし、DAZNも無いのでモニターもありません。ワイヤレスマイクを持ってゴール近くまで行って試合を見て、ゴールがあったらゴールコールをする、という感じでしたね。
一生懸命やっていましたが、東北リーグの頃はまだアマチュア感がすごく出ていましたね。
――東北リーグからJFL(2013年)、JFLからJ3リーグ(2014年)に上がったのは感慨深かったのではないですか。
特にJFLに上がった時が感慨深かったですね。昔の地決(地域リーグ決勝大会、現在の地域リーグチャンピオンシップ)を3年くらい勝ち上がれなかったのですが、そこから自分たちで勝ち取ったものですから。
(残り 1075文字/全文: 1944文字)
この記事の続きは会員限定です。入会をご検討の方は「ウェブマガジンのご案内」をクリックして内容をご確認ください。
ユーザー登録と購読手続が完了するとお読みいただけます。
会員の方は、ログインしてください。
外部サービスアカウントでログイン
Twitterログイン機能終了のお知らせ
Facebookログイン機能終了のお知らせ