福島ユナマガ

【無料記事】MF大森博「僕的にはもう(試合出場の)準備はできている。チームの武器と自分の武器を合わせて勝利に貢献したい」【第19節今治戦に向けて】

(今回はZOOM取材を行いました。写真提供:福島ユナイテッドFC)
――今回の移籍の経緯について教えてください。

まず徳島でのルヴァンカップも終わって、なかなか試合に絡めない状況が続いた中で、自分の成長を考えた時に、より試合経験を積んだ方が良いと思いました。(自分のポジションは)ボランチとセンターバックですが、センターバックをヴォルティスでやり始めました。センターバックでの経験値がほとんど高校の時は無く、センターバックは経験値が大事だと思いますし、実戦でしか得られないものがあると思いますので、この年齢のうちに実戦を積むと考えた時、試合に出るために移籍しようと思った中、福島からお話をいただきました。

ポゼッション、つなぐスタイルというのはフォーメーションは違うかもしれませんが徳島でもやっていて、自分の強みだったり特長を生かしていけると思ったので、福島への加入を決めました。

――徳島でセンターバックをやっていたそうですが、修徳高ではボランチということで、どちらのポジションで出たいというのはありますか。

どっちで出たいというのは特にありません。センターバックでの経験値を積みたいという話はしましたが、試合の経験を得られるのであればボランチ、センターバック、ここじゃなきゃダメだというこだわりはありません。

――長身とパス出しが特長なのかなと思いますが、改めて自分の持ち味を教えてください。

やっぱりビルドアップの部分でくさびのパス、攻撃につながるパスを入れることであったり、ボールポゼッションの部分は徳島でもやっていましたし、自分の強みだと思います。

――福島の練習に参加しての感想と、チームには修徳高の大先輩の雪江悠人選手がいますが、そこはいかがですか。

福島に着いて今日で1週間くらいですが、練習の感じは環境の部分で天然芝でできるのはすごくありがたいことですし、環境面は良いと感じました。

監督のハットさん(服部年宏監督)のポゼッション練習、ハーフコートゲームでのテンポを出すためのタッチの制限は、徳島ではあまり無かったので、また違ったボールをつなぐ部分のトレーニングということで新しい刺激をもらっています。チームメイトにも同い年がいるので、コミュニケーションを取りやすいと感じています。

先輩の雪江さんは直接関わったことは無いのですが、福島に決める時に修徳の監督だった方や、トレーナーの方に聞いていて、挨拶させてもらいました。修徳の先輩と(試合が)できるというのは、すごく親近感があると言うか、嬉しいことだと感じています。

――雪江選手から何か話はありましたか。

移籍が決まったので「前の監督から電話が来たよ」という感じの話がありました。6個離れているので、僕たちの時代とはスタイルや厳しさが違ったと思うのですが、坊主の話とか、サッカーの違いは少しお話させていただきました。

――練習試合にも出場して、今治戦に向けて絡んでいきたいと思っているかと思いますが。

僕的にはもう準備ができています。決めるのは監督なので、移籍したからと言ってポジションが確立されているわけではありませんし、また一からアピールしないといけないので、練習試合は自分に厳しく言えばもっとできたとは思いますが、良いアピールはできたかなと思っています。ボランチもやって得点を決めることができて、3バックの部分でもポゼッションだったり守備に行くところだったりを見せられたのではないかと思います。もっとやり続けて、チームの武器と自分の武器を合わせて勝利に貢献したいなと思っています。

(7月28日は今治戦に向けての服部年宏監督のコメントをお送りいたします)

« 次の記事
前の記事 »

ページ先頭へ