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福島が開幕6戦負け無しでJ3首位を走る理由(前編)~当たり前のことを当たり前に、ベーシックの徹底が生んだ快進撃【特別コラム】

今週はJ3リーグ中断期間のため4月23日まで特別企画をお送りする。2回に分けて、「福島が開幕6戦負けないでJ3首位を走る理由」を考察したい。

福島ユナイテッドFCの明治安田生命J3リーグでのここまでの戦績は以下の通りだ。

第1節 3月13日(日)13:00~ vsFC今治 ○1-0 得点:樋口寛規
第2節 3月19日(土)13:00~ vsアスルクラロ沼津 ○5-0 得点:大武峻、高橋潤哉、新井光、森晃太、延祐太
第3節 3月27日(日)13:00~ vsY.S.C.C.横浜 ○2-1 得点:高橋潤哉、橋本陸
第4節 4月3日(日)13:00~ vsAC長野パルセイロ △1-1 得点:高橋潤哉
第5節 4月10日(日)14:00~ vsカマタマーレ讃岐 △0-0
第6節 4月17日(日)13:00~ vsSC相模原 ○1-0 得点:高橋潤哉

6試合で勝点14、得失点差+8、総得点10、失点2で現在1位。2位の鹿児島ユナイテッドFCと勝点で並んではいるが、上々の成績だ。田坂和昭監督1年目の2017シーズンに開幕4連勝を達成したことがあるが、その年は第6節以降4連敗と苦しんだ。そうしたチームの失速という状況も今のところ見られておらず、安定した戦いができている。スタートダッシュには成功したと言って良いだろう。

好成績の要因はいろいろあるが、一番は服部年宏監督が本来プロとして当たり前のことを、選手に徹底させていることが大きい。

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