福島ユナマガ

ベガルタ仙台移籍のMF鎌田大夢が上々のJ2デビュー戦「仙台で試合に出られず福島に申し訳なかった。試合に出れば確実にやれる自信があった」【不定期コラム・元福島戦士の今】

2月3日、福島ユナイテッドFCからJ2ベガルタ仙台へ完全移籍したMF鎌田大夢(写真は今季福島始動時のもの)。仙台では第5節までベンチ外、となかなか出場機会が得られなかったが、3月26日に行われた第6節FC町田ゼルビア戦で、64分から途中出場を果たし、J2デビューを飾った。

0-2で負けている状況でボランチではなく、左サイドハーフとして投入された。攻撃のリズムが出ない中だったが、鎌田は左サイドに張ることなく、中央や時には右サイドまで顔を出し、大きなアクションでボールを呼び込もうとし続けた。そして、独特のリズムのドリブルで狭いスペースをスルスルと抜けながら、時折スルーパスから決定機をつくった。30分程度のプレー時間だったが、足下の技術の高さや戦術眼の高さなどは見せることができた。

試合は0-3で敗れたが、鎌田は活躍が認められ、試合後の記者会見(仙台は開幕から対面形式でミックスドゾーンでの選手取材が許可されてきたが、第5節以降原崎監督をはじめとするチーム関係者に新型コロナウイルス陽性判定者が12名出ていることを踏まえ、会見形式で選手取材を行うことになった)に出席することとなった。

記者会見ではここまで試合に出場できなかった悔しさと、この日のプレーで得た手応えが語られた。今回は記者会見での代表質問(仙台はテレビ局5局が毎年持ち回りで幹事局を務め、選手に代表質問を行う形式となっている)と、ユナマガ小林による質問への回答を紹介する。

――J2での初めてのプレーの感想は。

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