【福島】プレイバック2021その4「終盤のベストゲームで見せた時崎イズム」
J3リーグ5位と過去最高順位に終わった福島の2021シーズン。4回にわたって2021シーズンの戦いを振り返る最終回は、10月10日第22節鹿児島戦から最終節までを振り返る。
J3優勝のためには後半戦の勝負どころだった9月末からの上位対決に敗れ3連敗。そしてJ2ライセンスも不交付が決まった。
それでも監督、選手たちはJ3優勝という目標はブレさせずに戦い続けたが、前半戦から後半戦序盤までのような勢いは無くなり、思うように勝点を伸ばせず、優勝という目標は遠のいてしまった。そして、11月14日第27節長野戦で1-1で引き分けた時点で、優勝の可能性は消滅。選手たちの中には涙を見せる者もいた。
FWイスマイラが京都に移籍したものの、後半戦決して得点力が大きく下がったわけではなかった。前半戦21得点に対し、後半戦20得点挙げている。失点も前半戦15失点に対し、後半戦17失点と微増だが、それほど変わったわけではない。減ったのはクリーンシート(無失点)だった。無失点の試合は前半戦5試合に対し、後半戦は2試合。あと一歩のところでしのぎきれなかったり、消極的なプレーがミスにつながったりという形で、勝点を落とす試合が増えてしまった。このような変化はメンタル的な部分も大きく、J2ライセンス不交付の影響は全く無かったとは言えないだろう。
それでも選手たちが意地を見せ、時崎監督が今季のベストゲームに挙げた試合が、終盤戦の中で2つあった。
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