【無料公開】【ゆめすく】ブラウブリッツ秋田 小松蓮選手が秋田市立旭川小学校で特別授業「目標を決める。目標を基準にして行動する。普通を疑う。これがすごく大事」
ブラウブリッツ秋田の小松蓮選手が11月14日、秋田市の旭川小学校で特別授業「ゆめすく」実施。その全文を掲載します。
今回の「ゆめすく」はブラウブリッツ秋田が地域に感謝を伝える「ホームタウンサンクスキャラバン」の活動の一環で、この日を皮切りに、ホームタウンの秋田市・にかほ市・由利本荘市・男鹿市・潟上市を中心に県内各地でイベントが開かれる予定です。
【ブラウブリッツ秋田 公式サイトより引用】
「ゆめすく」とはブラウブリッツ秋田が、ホームタウン活動の一環として実施している「ゆめすく」は、ブラウブリッツ秋田の選手などが学校を訪問し、プロサッカー選手という夢を叶えた経緯を踏まえ、「夢を持つことの大切さ」「夢を追いかけることの重要性」を伝える活動です。
「ゆめすく」は東電化工業株式会社さま、東商事株式会社さま、株式会社ピー・アンド・エスさま、株式会社日産サティオ秋田さま、株式会社伊徳さま、株式会社あかふさ食品さま、むつみ造園土木株式会社さまに協賛をいただいて実施しております。
●小松選手の「ゆめすく」開始
皆さんこんにちは。30 分くらいかな? リラックスして聞きながら。質問したりもするから、準備して、僕だったらどう考えるかなとか、頭のなか、ちょっと回転させながら聞いてもらって。で、質問したりするんでお願いします。
あとはまあ、リラックスして聞いてもらえればいいし。いろいろ言うけど、最後はみんながなんかひとつでもためになるようなこととか、「これいいな」って思ったことを大事にして、今後、自分のために生かしていってくれればいいかなと思うんで、きょうはよろしくお願いします。
では、行きたいと思います。「夢を叶える近道」っていうテーマできょうは話していきたいと思うんだけど、そうだな、夢あるひと。じゃあこの中で、夢を発表してくれる子。みんなの前で。(挙手した生徒に対して)早い。すごい!
–挙手した生徒 実況者になりたいです。
すばらしい! こうやってみんなの前で夢を言うってめちゃくちゃすごいことで。僕らみたいに大人になってくると、みんな小学生だから、いま夢叶えられるなと思って、この高い壁を越えようと思ってやってるんだけど、だんだん年が経つにつれて、その壁がすごい大きく見えて、みんなの前で夢を言ったりするの恥ずかしくなっちゃったり。まわりにね。
たとえばおれがサッカーやってるからあれだけど、ベンチなのに、「おれは日本代表になる」って言うと「いや、おまえじゃ無理でしょ」みたいなことも言われたりするからすごい恥ずかしくなったりするんだけど、でもそんななかでもずっと夢をみんなの前で言い続けるってことがすごく大事なんだよね。
だからそれをなんで言い続けられるのかな、っていうのをきょう話していこうと思ってて。まず僕の夢なんだけど。ひとつ目が日本代表になってワールドカップでゴールをすること。ふたつ目がプレミアリーグでプレーする。
プレミアリーグっていうのはみんな知ってるかわからないけど、たとえば三苫薫選手とか。日本代表の選手が何人かいるんだけど、そういう選手たちがプレーしてる、世界で一番レベルが高いって言われてるリーグなんだけど、このふたつが大きな僕の目標です。
これに向かっていま、もう日々毎日超努力して、毎日考えて過ごしているっていうところで。で、この夢を叶えるためにじゃあなにしてるんだろうっていうのをこれから話していきます。
* *
簡単に自己紹介です。1998年9月10日生まれのいま 26 歳です。
サッカー選手でいうと、どれくらいだろうな、真ん中ぐらいかな、だいたい30歳過ぎて、そろそろ引退考えるかなぐらいだから。そろそろ海外行かないとか、そろそろJ1行かないとって思ってます。で、夢を叶える一番の近道をどうしたらいいんだろう? っていうところで、きょうは。いろいろあるから、ぜんぶ喋ったら2時間とか1日ぐらいかかるぐらい喋れちゃうんだけど、30分くらいしかないから、きょうは3つに絞ってきたから、それを話していこうかなと思います。
まずひとつ目、目標を決めよう。ふたつ目が目標基準で行動していく。目標基準っていうのはたとえば、おれだったら日本代表になりたい。日本代表になるには日本代表の選手たちがどれだけ練習してるのか、日々どれだけ覚悟を持って生活してるのかっていうところと同じレベル、もしくはそれ以上の生活をしていこうっていう、それが目標の人生。で、次が普通を疑おう。これはまたちょっと話すけど、普通の人たちと、まわりと一緒じゃ、自分がなりたい夢とか目標がぜったい叶えられないよね、ってこと。