秋田サッカーレポート

【無料公開】【J2】第38節 藤枝MYFCとのホーム戦に向け、ブラウブリッツ秋田 吉田謙監督コメント「秋田一体」

 

 

–前節・甲府戦について。気持ちの入った試合でした。

意思の差が力の差となった。秋田のために戦ったすばらしい試合だと思います。

 

–引退を表明した蜂須賀選手について。

誠実さを積み上げて、さらに誠実に、ド真剣にサッカーをする、すばらしい男だと思います。

 

–今季、チームの武器である守備で積み上げられたものについて。

失点は1人では防げない。日常への思いがボールを奪う、ゴールを守る、その生きざまに変わる。積み上げてきた成果だと思います。

 

–攻撃面ではチャンスメイクの回数が増えたと思いますが、より改善したいものについて。

ゴール方向に、背後を優先、徹底する。その回数は、昨年で言えば1,011下位でJリーグ1位です。

挑む回数、その挑戦心、アクション回数というものは、秋田にしかできない。秋田の選手だからできること。チームとして前に行く、そして個人としても前に行く。その強い意志で、選手は磨かれていくと思います。最終戦も、チームみんなで挑んでいきたいと思います。

 

–サポーターにどのような試合を見せたいでしょうか。

自分に勝って、走り勝つ。ひたむきに、秋田のために戦う姿。ひたむきとは、夢中になってプレーする。その姿が、本気、本心、本音しか人には伝わらないと思います。

秋田の皆さんの心に残るような、胸を打つような試合をしてくれると信じています。
(ここまで秋田魁新報質問)

 

–藤枝の印象について。

攻撃的なすばらしいチーム。

 

–藤枝戦に向けた練習のテーマについて。

秋田一体。

 

–チームの雰囲気について。

走る意欲、戦う意欲にあふれていたと思います。

 

–今季途中の正GKの移籍というチームの難局を乗り越えられた要因について。

出場数は圍が多かったとは思いますけれども、全員が正GKだと僕は思ってます。なのでブレることなく、揺らぐことなく、守り抜けると僕は信じていました。

 

–2種登録の堀内選手がここ最近の練習で積極性をアピールしていると思います。

ブラウブリッツアカデミーからトップまで来た選手は、秋田のアカデミーを背負う責任、秋田のために戦う責任、自分のあとに続く子どもたちへの見本となる責任しかないと思います。

僕が秋田を変えるんだという熱量がなければ、上がった意味がない。アカデミー選手には求めることが違ってくる。ただプロになって終わりではない。強い気持ちで生きていってほしいと思います。

 

–チームの成績が伸びて、クラブの環境も大きく改善されたと思います。その充実度について。

設備、環境それは非常にありがたい。「ありがたい」は有るのが難しいと書く。当たりまえではなくて、出資していただいた方、支援していただいた方、いろんな方々が賛同して、われわれを後押ししてくれる。その感謝の気持ちを忘れてはならない。感謝の気持ちがあるから全力プレーで恩返し。これが僕らのできることだと思います。
(ここまで秋レポ質問)

 

–小松選手について。前節も得点しましたが、最終戦でどんなことを期待するでしょうか。

勝つためになにができるか。それが個人を光り輝かせ、チームを勝たせるものだと思います。

 

–今季のチームについて。球際、切り替え、走力の成熟度はどんなものでしょうか。

本質の追求、徹底に限度はありません。さらにもっと上を目指して、よいチーム、選手を目指します。
(ここまでAAB質問)

 

–監督はクラブハウス内のメディアルームで記者会見をするのは初めてだと思います。その雰囲気について。

クラブハウスの力。

選手のアスリート能力を引き上げる。地域の皆さまへ貢献する。取材陣、それからメディアの方々とともに、秋田を作り上げていく。すばらしいクラブハウスの力だと思います。このクラブハウスがあることで、秋田はさらによい選手、よいチームに。躍動できると信じてます。

 

–就任1年目から「レンガを積み上げていく」と話していました。ここまで秋田のためにどんなものを積み上げられた実感があるでしょうか。

誠実で粘り強い戦いぶり。そして選手のプレーからあふれる挑戦心。それは必ず、秋田の子どもたち、未来に向かっての道だと思ってますので。

僕らがまず挑戦すること。ひたむきに走ること。それをチーム一体で表現していきたい。その気持ちがひとつになって、最後に秋田一体になっていくものだと思います。

 

–今季に限っていうと、レンガをどれほど積み上げられたでしょうか。

さらなるひたむきさ。24時間サッカーに生きる。追求する。その日常の本気が、人を変えると思います。
(ここまでAAB質問)

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