【J2第32節】ブラウブリッツ秋田 vs 清水エスパルス プレビュー「強気」
J2第32節 ブラウブリッツ秋田vs清水エスパルス
8月27日(日)18時キックオフ
ソユースタジアム(秋田県秋田市)
●Jリーグ公式サイト試合情報
https://www.jleague.jp/match/j2/2023/082701/preview/#preview/
今節の清水戦から始まる5試合は、昇格を目標に掲げ、実際にそこに手が届く位置につけているチームとの対戦が続く。そこに向けて小柳は「残留を目指してるチームと昇格を目指してるチームでは勢いも違うと思う。俺らがどこを目指すのかが問われる」と話している。
まずは目の前の清水戦。リベンジを果たそうとしてくる強敵に、秋田も勝利だけを目指して強気で戦わなければならない。前回対戦は(清水0◯1秋田)のシュート数は、清水の18本に対して秋田は2本。今回もそうなる可能性がある。だがそれでいい。チーム全員が同じ絵を描く一体感のある守備で粘り強く守り、少ないチャンスで1点を取り切って勝つ。この秋田の試合運びを表現したい。
清水も熾烈な2位争いがあり、足踏みをしてはいられないプレッシャーがあるはず。前節・町田戦での劇的な逆転勝利で勢いがある反面、そこに隙ができる可能性もある。
終盤戦に差し掛かって、どのチームもそれぞれ一筋縄ではいかない状況に置かれている。そこから勝利に向けたフル出力を生み出す原動力は、メンタルになるのだろう。
俗説として、リーグ戦で上位を追い越すには勝点ぶんの試合数が必要だと言われる。現在6位の大分との勝点差は12で、秋田の残り試合は12試合。この俗説が経験則からくるものであるとすれば、リミットは近づいているとも考えられる。
秋田は大雨災害の影響で1試合未消化で、そのうえ勝ち切れない試合を重ねている割に、順位はさほど変動はない。それでも上位との勝点差が開き、下位との勝点差が縮まってきた。
といっても割り切りが必要な位置でもない。「残留と言っているだけではそれに吸い込まれて残留しかできない。上を目指さないといけない」と小柳は言う。目標のプレーオフ圏内を目指すために、ホームで5月6日以来となる鬨の声を上げたい。
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