秋田サッカーレポート

【無料記事】11/8 ブラウブリッツ秋田が秋田県知事にシーズン終了を報告 佐竹敬久知事「監督さんが非常に良い采配をしたんじゃないか」

 

ブラウブリッツ秋田が秋田県知事に2022シーズン終了を報告し、ことし8月に発生した県内各地の大雨被害復旧のための寄付金を贈呈。その際の佐竹知事のサッカーに関するコメントが興味深い内容だったので、参加者全員のコメントと合わせて掲載します。

 

岩瀬浩介社長

まずは秋田県の皆さまには多大なるご支援ご協力、そして県民の皆さまにも今シーズン、多くの方々にご来場いただきまして、おかげさまでJ2で2年目という本当に難しい過酷なシーズンを何とか昨年以上の成績、ランキングで言うと1つ上がり12位、そして勝点数で申しますと、昨年が47、今年が56という形で大きく伸ばしてシーズンを終えることができました。本当にたくさんの県民の皆さまにご支援ご協力、ご声援をいただいたおかげかなと思っておりますので、まずはこの場をお借りしてお礼を申し上げます。本当にありがとうございます。

昨シーズンと大きく異なりますのは、昨シーズン実は残留が決まってからの残りの4試合で4連敗という形でありましたけども、今シーズンは監督はじめスタッフ、選手たちの頑張り。目標10位以内で設定をしてですね、最後の最後まで10位以内の可能性を残す試合となりました。最終の5試合で4連勝、そして最終戦のベガルタ戦では引き分けという形になりまして、これも本当に皆さまのおかげかなということと、皆さまのご期待に添えられるようなクラブ・チームとしての成長を少しは見せられたのかなと思っております。

もうひとつは昨年も多くの方々、サッカーをきっかけに県内の方々にいらしていただきましたけれども、今シーズンより多くの、シーズンを通して6500名の県外の方々に来ていただきまして、SNS調査しますと、やはり「せっかく(秋田に)行ったんだったら観光地にいこう」という形で、いろんな観光地も楽しんでいただけたかなと思っております。

また総来場者数も4万8000人ということで、昨年よりもプラス4000人近く多くなりましたので、本当にこれも皆さまのご支援ご協力のおかげかなと思っておりますので、クラブといたしましては来シーズン以降も高い志を持ってしっかり励んでいきたいなと思いますし、いま秋田市を中心に外旭川地区の基本構想も発表されましたけれども、こちらの新スタジアムについても、秋田市だけでもたぶん実現が難しいのかなと思っておりますので、秋田県さまにもしっかりとサポートをいただきながら、われわれクラブといたしましては、民間企業の皆さまにもご支援ご協力のお願いに上がってまいりたいなと思いますので、引き続き応援よろしくお願いいたします。

 

吉田謙監督

秋田の皆さまそして知事をはじめとする行政の皆さま。さらなるご支援、ご声援本当にありがとうございました。皆さまのおかげで、チーム一体となって、秋田一体となって走り抜けてきました。

これからも誠実に粘り強く走り抜いていきたいと思います。どうぞこれからもご支援ご声援よろしくお願いいたします。本当にありがとうました。

 

稲葉修土選手

今シーズンキャプテンを務めさせていただきました稲葉です。本日はこのような場をいただきましてありがとうございます。

今シーズンなかなか勝てなかったり、それから社長の岩瀬からもありましたように、最後の締めくくりが良かったりと、いろいろあったシーズンでしたけど、目標の10位以内には届くことはできませんでした。

とはいえ秋田らしさっていうのは存分に発揮できたと思いますので、来シーズン以降も現状に満足することなく、日々精進していきたいと思いますので、どうぞこれからもよろしくお願いいたします。

 

安田祐生選手

まずは秋田県の皆さん、1年間熱いご支援ご声援本当にありがとうございました。

僕は選手会長として、今年チームで役職を担って活動してきたんですが、ピッチ内だけじゃなくて、ピッチ外の活動もたくさん関わらせていただきました。その中でたくさんの方から「いつも応援してるよ」という熱いご支援をいただき、僕たちがサッカーをしている意義だったり、そういうのを実感することができました。

来年はもっともっとチームの活動の幅を広げて、僕たちがサッカーで秋田県を盛り上げていければなと思っております。よろしくお願いします。

 

青木翔大選手

今日はこのような機会を作っていただきありがとうございます。

今シーズン、良いときも悪いときもすごいあったんですけど、県民の皆さまの応援のおかげで1年間戦い抜くことができたかなと思います。目標には届かなかったんですけど、来年はひとつでも多くの勝ちを届けられるように頑張っていきたいと思います。よろしくお願いします。

 

佐竹敬久知事

まずはシーズン大変お疲れさまでした。勝ち負けはいろいろあるんですが、まず見てると後半のほうでね最終、非常にね頑張ったということで、まずあまり息切れしないでね、まず行ったってことで。意外とやっぱり終わりが良ければね、次の年になんとなく希望が出ますんでね。まず順位もひとつだけですが、まずは少しでも前進したということで本当によかったと思います。これも監督の采配が非常に上手くいったということで、やっぱり監督さんが非常に良い采配をしたんじゃないかなというふうに思ってますし。またコロナが収まりつつあると言うけども、やっぱりね、いろんな面で気が気を遣うっていうのがあって。なかなか大変だと思います。

いずれこれ(成績)見るとね、首位の新潟に1勝1敗なんだな。やっぱりこのサッカーというのはね、勝ち負けってのは必ずしも、上位だから必ず強いというよりも、そのときのタイミングでね、だいぶ違うなというね、うん。逆に言えば、首位に1勝1敗だったらね、まあ楽観的に、しかし前向きに捉えるということも必要かなというね、そういうふうに思ってますし。一定の練習をした上の自信というのはね、こういう自信がね、またその上のランクを目指すのに非常に重要じゃないかと思うんですね。ですけども、この後もね、勝ち負けはそのときの非常に時の運というのはあるけど、勝ったときのね、そのイメージ。これをしっかりね、持って。やっぱりそれをうまく使ってね。プラス思考でいけば段々上に上がっていくんじゃないかなと、そういうふうに思ってます。

またサポーターもだいぶ増えてますし、話題も出てますんで。まあそういうことでひとつ来シーズンもね、しっかり頑張って、県民の期待にね、答えていただければ本当にいいなと思います。まず選手の皆さんもね、いろんな面でサッカーの試合のみならず、社会貢献ということでね、いろいろやってもらってますし、そういうことで次第にサッカーのファンでない層にもね、少しずつ存在が広まってきているということは非常にいいことですし。そういうことが重なることが、いろんなこれからのスタジアムも含めて前に進む糧になりますんで。ひとつ、試合はもちろん最大限の力を出して、また社会的な認知あるいはね、試合を離れたときの県民に対するいろんなイメージ。こういうものを大切に持ってね、来シーズンもね、しっかり頑張っていただきたいと思います。本当に今シーズンお疲れさまでした。ありがとうございました。

 

青木翔大選手 ことし8月の大雨被害の寄付金の発案について

僕自身テレビや新聞で秋田県の大雨被害のことを見ていて、何かできないかなっていうことで。あと僕自身がボランティア活動に参加したことがあって、すごい大変さがわかったので、チームとして何かできないかっていうのを、ブラウブリッツ秋田としてっていうので、ちょっと頼ませていただいて、協力してもらいました。

やっぱりプロスポーツのチームとして、県民の皆さまの応援があってこそ、協力があってこその僕らだと思ってるので。本当に少しかもしれないですけど、何かできることはないかなと思って、今回こういう提案をさせていただいて、ブラウブリッツ秋田を通して形にしていただきました。

 

佐竹敬久知事 安田選手から寄付金の贈呈を受けて

有効に活用ね、させていただきますね。本当にありがとうございました。

 

※佐竹知事と岩瀬代表の雑談から 県産品PRで訪問したフランスで

いやねフランスはね、やっぱりサッカー王国だな。グラウンドにね、どこでも子供やってんだな。日本でいうと幼稚園クラスからね、子供がね、小さいところでね、やってんだな。砂利ではないけどねちょっと広場みたいなとこね。まずほとんどやってるな。まず見てるとね。本当にスポーツというとサッカー以外やってないんだな。グラウンドね、見るとね。

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