秋田サッカーレポート

【無料記事】【議事録】1/8ブラウブリッツ秋田の2022シーズン新体制発表会(1)岩瀬浩介代表挨拶~スローガン・ユニフォーム発表

●岩瀬浩介代表挨拶

2022ブラウブリッツ秋田新体制発表会をライブ配信でご覧いただいてる皆さま、明けましておめでとうございます。本年もよろしくお願い申し上げます。

まずはじめに昨日遅くにリリースをさせていただきましたが、当クラブ所属選手がシーズン始動前にクラブ独自で行った民間検査機関による新型コロナウイルス感染症、PCR 検査で陽性判定を受けました。

これに伴い、トップチーム選手2名、クラブ職員2名が濃厚接触者にあたると疑われております。本判定は民間検査機関での結果となりますので、現在、秋田市保健所の指示に従い、再検査を行い正式な判定が行われますので、それが出次第改めてご報告をさせていただきます。(※)

(※)秋田市保健所により陽性判定を受けている。

こうしたことから、新体制発表会については安全を考慮し無観客での開催に変更することといたしました。お申し込みをいただき、当選され、楽しみにされていた方々に対しましては大変申し訳なく思っております。直前のご案内となってしまったことについて、お詫びを申し上げるとともに、ご理解をいただきますようよろしくお願い申し上げます。クラブといたしましては、感染拡大が各地で発生してる現状を踏まえ、これまで以上に感染予防対策の徹底し、務めてまいります。チーム、フロント、アカデミー活動それぞれのカテゴリーごとに接触を極力避ける形で、本日私もZOOM参加とさせていただいております。

さてJ2元年となった昨シーズンは一昨年の勢いそのままにスタートダッシュを切れ、後半戦でJ2の難しさを痛感させられるような苦しい戦いが続きましたが、応援いただいてる皆さんとともになんとか乗り越え目標のJ2残留を達成することができました。まだまだ予算規模の少ないクラブではありながらも、ましてや4チーム降格という後にも先にもない厳しいシーズンでしたが、秋田一体で乗り越えることができました。

一昨年のJ2昇格、そして昨年のJ2残留、強い思いと覚悟を持ち、自分たちの力を、秋田の力を信じ、力を合わせれば必ず叶うんだということを、秋田一体となって成し遂げられた、誇りある結果だと思っております。

J2で2年目となる今シーズンは更なる苦難が待ち受けることと思います。新型コロナウイルスの第5波が懸念されている中で、J2制覇、そして次なるJ1のステージを目指せるクラブになるためにはクラブの営業収益を上げることは必須です。

昨年、おかげさまで7.4億円の営業収益を出すことができました。今シーズンはそこに6,000万円増の8億円という目標を掲げ、フロントスタッフも新たに2名の社員を加えました。上級役員3名を含めますと20名となり、盤石な体制で、チームだけでなくフロントスタッフも一丸となって入場者数増に取り組んでまりたいと思っております。

また発表が少々遅れておりますけれども、練習場、クラブハウスの整備については、既存選手の成長はもちろん、今日壇上に立ってもらう新戦力のリクルーティングも含めて、移籍先を決めておりますカズさん同様、プロ選手にとっては練習環境は非常に重要なものとなっております。

J2の舞台では、各スタジアムのグラウンドキーパーさんが最高のピッチで舞台を準備いただいております。しかしながら、その素晴らしい舞台で戦う上での練習場に関して言うと、当クラブの現状は足首、膝への負担が大きい人工芝のグラウンドの練習、荒れ果てたグラウンドでの練習、そして控え室のない青空ミーティング。また今シーズンはU-18が新たなプリンスリーグへの挑戦が始まります。地元出身選手を育てる上でも育成カテゴリにおいても練習環境というのは1丁目1番地の課題と感じております。

年度内には発表ができると思いますが、4月にはトップチームおよびアカデミーの拠点となる練習場の整備を関係各位と連係しながら着手していくこととなっています。このスキームについては、県内ではなかなか類を見ない数億円規模を目標とし、地域再生計画の1つとして企業版ふるさと納税を活用して地方創生も含めて取り組んでいくこととなっております。

我々はこの練習場整備をこのスキームで成功させ、その暁には現在秋田市で公募が始まっております外旭川地区の卸売市場や新スタジアムの整備を勢力を核とした、先端技術を活用した街づくり構想にも活用でき、知事、市長がおっしゃっている民間活力の目玉となるものと捉えております。

J2残留はもちろんJ2定着に向け、そして次なるステージに向け非常に大きなポイントとなる練習場整備を成功させ、新たなクラブの未来、そして秋田の未来を切り開く新スタジアム整備に向けて、クラブとして、今シーズンは不退転の覚悟をもって臨む1年と捉えております。

その他、昨年11月に発表いたしました地域総合型スポーツクラブを目指したNPO法人ブラウブリッツ秋田スポーツネットワークでは、バレーボールクラブの運営を始め、これからどんどん行って参ります。

スポーツを通じて秋田のスポーツ文化の基盤的役割を担うとともに、秋田の街づくり、そして人づくり、また夢づくりに貢献してまいりたいと思っております。

最後になりますが、新型コロナウイルスの感染が収束が見えそうで、見えない状況が続いております。クラブとしては昨年同様、安心安全なスタジアム運営を行い、県民の皆さんをはじめ、多くの方々にスポーツ観戦を楽しんでいただけるよう、感染予防対策を徹底してまいりますので、引き続きご協力のほどよろしくお願いいたします。昨年以上に秋田一体となり、新たな歴史を作ってまいりましょう。今シーズンも応援よろしくお願いいたします。

 

●2022スローガン発表

昨シーズンのスローガンは吉田謙監督が常日頃から発してきた「秋田一体」。その言葉のもと2020 シーズンはJ3優勝とJ2昇格、そして2021年はJ2残留という目標を達成することができました。J2で2年目となり、十二分に分析されていることや、今季はJ1より4クラブが加わり、さらなる厳しい1年が待っていることでしょう。変化と成長、そして発展の意味を込めてこの1年を乗り越えるには、これまで以上に秋田が1つとなることが必要です。その思いを込めて2022 シーズンのスローガンをこちらといたしました。

「超秋田一体」です。これまでも秋田一体でともに戦って参りましたが、今シーズンさらなる厳しい戦いに立ち向かうために、秋田県民がいま一度、そしてさらに強く1つになるという思いを込め、超秋田一体、このスローガンとともに、皆さまとともに戦ってまいりたいと思います。応援よろしくお願いいたします。

 

●ユニフォーム発表

2022シーズンのユニフォームサプライヤーはアスレタです。アスレタ様とは2015シーズンよりサプライ契約を結び、今シーズンで8シーズン目となります。

アスレタは1935年にブラジルで誕生し、南米各地の有名プロチームのオフィシャルブランドとしての活動はもとより、過去にはブラジル代表チームのオフィシャルブランドにもなったこともある、南米を代表するサッカーブランドです。

昔ながらのものづくりを意識するとともに、今では有名ブランドのセレクトショップやアーティストともコラボレーションするなど、常に新しい風を吹き込みで皆さまに愛され続け進化し続けるブランドとなっています。アスレタ様とはパートナーとして連係を取りながら、トップチームから育成年代までのパフォーマンス工場を目指していきます。また、秋田県内におけるアスレタブランド力の向上を目指していきます。今季もアスレタのユニフォームを着用して1年間戦ってまいります。

フィールドプレーヤー、ファーストユニフォームです。J2で2年目となる2022シーズンのメインカラーは昨シーズンからの継続でターコイズブルーとなります。ベースデザインは疾風雷神のごとく、速く、激しく、勢いをもってピッチを躍動する様を稲妻をモチーフで表現。そしてそれを連ねることで連続性や粘り強さを表現しました。脇のラインは誠実さとゴールに向かう力強い推進力を表しています。

フィールドプレーヤー、セカンドユニフォームは、ベースデザインはファーストと同様になっており、カラーも昨年同様、ホワイトとグレーのグラデーションを採用しております。

GKファーストのカラーは引き続き赤を採用いたしました。そして、セカンドユニフォームも引き続き黄緑を採用しています。

以上の4カラーのデザインのユニフォームで、2022シーズンも「超秋田一体」でブラウブリッツ秋田は戦ってまいります。

 

●ユニフォームスポンサー紹介

ユニフォームの胸スポンサーはTDK株式会社様です。スペシャルスポンサーとして2010シーズンのクラブ発足当初よりご支援いただいております。J2までの長い道のりをともに歩んできたTDK様なくしてブラウブリッツ秋田の歴史は語れません。昨シーズンは子ども食堂への寄付など社会貢献活動もクラブと共同で実施いたしました。今シーズンもブラウブリッツ秋田はTDK様とともに戦っていきます。

ユニフォームの背中スポンサー、医療法人梅栄会細谷病院様です。細谷病院様は当初チームドクターとしてチームに帯同していただいたのがきっかけとなり、2015シーズンより応援いただき、今シーズンで8シーズン目となります。コロナ禍にもかかわらず、昨シーズンもトップチーム選手へのメディカルサポートをはじめ、トップチームのメディカル面を統括いただくなど、多岐に渡りご支援をいただきました。今シーズンもともに秋田を全国にPRし、県民が1つとなって応援できるよう「We Are Akita!」も一緒に掲出します。

ユニフォーム裾スポンサーは、昨シーズンに引き続き株式会社トラフィックレンタリース様です。2017シーズンのJ3初優勝時よりユニフォームスポンサーとして応援をいただき、今シーズンで6シーズン目となります。トップチームとアカデミーの移動時のバスもご提供いただいております。J3時代にサポーターに贈呈いただきました太鼓が、今年もスタジアムに鳴り響きます。秋田から全国へ、今年もJ2というステージをともに歩んでまいります。

鎖骨スポンサーはJA全農あきた様です。JA全農あきた様とは子供たちが田植え、稲刈り、野菜の収穫などを体験できる食農教育、元気ワクワクキッズプロジェクトなどの活動を通して、サッカーというスポーツの枠組みにとらわれない形でともに活動いただいております。またトップチームのキャンプ時のお米、秋田県産農畜産物、食事提供の際にもご協力をいただいており、物資両面にて応援をいただいております。

鎖骨のスポンサーは昨シーズンに引き続き株式会社秋田魁新報社様です。ユニフォームスポンサーとしてだけでなく、スペシャルメディアスポンサーとして応援をいただいております。クラブの露出、広報面において強力なパートナーとして、ともに秋田県へ明るい話題を提供していきます。

ユニフォーム袖スポンサーは昨シーズンに引き続きトヨタカローラ株式会社様です。ユニフォームスポンサーとしてだけでなく、冠マッチの開催や福祉施設の子供たちとのイベント実施や試合へのご招待など、社会貢献活動も熱心に取り組まれております。今年もともに秋田を元気に、子どもたちを笑顔にしていただきます。またクラブで使用させていただいているハイエースのご提供など、多大なるご支援をいただいております。

ユニフォームパンツスポンサーはADKグループ様です。昨シーズンより新たにユニフォームスポンサーとして応援いただいております。ADKグループ様は、ADK富士システム株式会社、秋田電気建設株式会社、ADKグループ株式会社、ADKビジネスパートナー株式会社の4社にて今シーズンも応援いただきます。毎年共同事業として2012年より開始いたしました、ペットボトルのキャップを集めて、世界の子供たちにワクチンを提供するエコプロジェクト、毎試合ホームゲーム勝利時に選手へベストプレーヤー賞の贈呈など、多岐にわたりご支援いただいております。

今シーズンより新たにユニフォーム、パンツ裏スポンサーにご支援いただくことになりました、医療法人ALCYあきたレディースクリニック安田様です。あきたレディースクリニック安田様は、より多くの女性が、生涯を通じて心身ともに健康な生活を送れるようにという思いのもと、平成22年12月28日に開院いたしました。産科、婦人科および不妊症に対する高度生殖医療、体外受精、顕微授精腹腔手術などを中心に診療を行っております。昨シーズンよりトレーニングユニフォームスポンサーとしてご支店いただいておりましたが、今シーズンはJ2定着に向けてさらなるバックアップをいただくこととなりました。

以上、2022 シーズンは8社のユニフォームスポンサーの皆様から、昨シーズン以上のさらなるご支援をいただき、J2のステージを戦ってまいります。

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